下がりきったモチベーションを倍以上まで持ち上げるたった一つの方法
こんばんは、BaristaBlackです。
早速英語教育から少し外れてしまいますが、今日ちょっと自分でも学んだのでシェアしようと思い、帰宅して即パソコンに向かっています。
皆さん、特に勉強で、最初は頑張ろうと思っていたのに、モチベーションがだだ下がりした経験はありませんか?ご自身ではなければ、お子様などで、最初は興味を持って頑張ってくれていたのに、最近はやる気がない、などありがちではないでしょうか?
ちなみに私は、経済学の勉強がまさにそうでした。
理由は、
- 難しすぎる、てかもはや意味が分からない
- 自分がちゃんと成長しているかどうかわからない
- 学んでいる意味がわからない
- 他人と比べて出来なさすぎて嫌
- 勉強するぐらいなら他のことがやりたい、etc...
などのとにかく様々な理由で、モチベーションがだだ下がりでした。
でも、このモチベーションを一気に上げてくれたのが、東大の研究会でした。
そう、これが下がった勉強に対するモチベーションを上げる方法。
自分の憧れの場所に行くこと。
もっと具体的に言うと、
自分の勉強科目の最高峰の実践場所に行って、ロールモデルと話してみること。
詳しく説明すると、
- 誰もが憧れるような自分の科目の最高峰の場所へ行き、
- 自分のレベルでは到底分からないようなことをやっているところを見て、
- 自分でちょっと参加してみて、
- そのロールモデルと個別に話す。
これをやるだけで、モチベーションは上がります。
ではその理由を、一つずつ説明していきましょう。
1. 自分が意外と成長したことに気づく
今日の研究会の発表者は東大の教授なわけで、「言ってる内容なんて、きっとまったくわからないんだろうな...」と思いながら参加しました。
ところがどっこい、案外分かる。ってか、7割ぐらい理解出来る。
きっと半年前では意味不明だったことが、今は理解出来てしまう。半年前では暗号だったことが、今ではちゃんと意味を成している。しかも、相手は東大の教授。東大の教授が言ってることが、全部理解出来る。
こうなると、自分、めっちゃ成長してるやん!とか思っちゃうわけですよ。
英語も一緒で、「テキストとけないし、本読めないし、本当自分英語出来ないわ...」とか思ってても、ネイティブと話すと、案外半分以上分かったりする。
半年前は宇宙人の言葉みたいだった言語が、意味を成した言語になっているわけで。
しかも、相手は欧米人のネイティブとかだったりすると、「自分めっちゃ成長してる!すげえじゃん!」ってなるわけですよ。
2. わからないところが理解したくなる
今日の発表、7割は理解しても、あとの3割が理解出来なったんですね。
で、この3割が分かればきっと面白いんだろうな...と思うと、人間ってすごいですね、勉強したくなるんです。
たとえば、今日「ホテリングの補題」って言葉が出てきたんですけど、これ先週勉強したのに忘れてしまって。もう大後悔なわけで。帰って即教科書読み直して、「もう二度と忘れねー!」って心に誓いました(笑)。残りの3割も、分かるまでちゃんと自分の教授に聞きに行きました。
英語も同じで、実際習ったことが出てきて、それが分からなかったせいで会話が成り立たなかったりすると、「うっわーど忘れした!」って後悔して、帰って復習するんですよ。
一部が分からなかった部分は、自分でちゃんと自習して、いつの間にか記憶の中に入ってるっていう。人間って真面目ですねー。
3. 現実世界での実践方法が分かる
やっぱり教科書の勉強なんて日常生活で使うわけじゃないし、「自分やってることなんて、意味ないんじゃないの?」って思うこと、ありますよね。
経済学なんて理論と計算しかしないわけで、本当無意味に見えてくるんですよ。
だけど、実際に現実世界で自分が習った内容を誰かが使っていると、自分の学んでいることの意味が見えてくるんです。
英語も、教科書で単語覚えまくったって意味がないように感じるじゃないですか。
でも、それを現実世界で使う人が大勢いるんですね。それに触れると、「おお、自分が学んだ単語、使ってるじゃん!」って、自分の学ぶ意味を再確認出来るんですね。
4. 自分の今やっていること(基礎)の大切さに気づく
誰もが最初には、「基礎中の基礎」を学びますよね。
だけど、この基礎ってどうしてもつまらない。
こんなことやったって、実践に使えるわけじゃないじゃない、ってすっごい思うわけですよ。
たとえば、経済学のホテリングの補題なんか覚えたって使わねえだろうと。だけど、実際分析のときに使うんですねこれが。基礎中の基礎こそが、とっても大事だっていうことに気づかされて。
また英語に繋げますが、英語も「まだこんな簡単な文法学んでたって、意味ないよな...文法で会話出来るわけじゃないしな」とかつまらなくなってきますよね。
でも、実際基礎が大事だったりする。ネイティブも、その基礎を使って会話している。
それを見ると、「ああ、基礎をちゃんと固めよう!!!」って思えてくるんですね。
5. 他人と比較するのがバカらしくなってくる
私はクラスの中でも落ちこぼれなので、クラスの人と比べて「自分本当にダメ人間だわ...」って落ち込んで、蔑んで、鬱になったりして。
だけど、自分よりもクラスのみんなよりも雲の上のような人を見てると、「クラスの皆と比べるとか、あほらしい」って思えてくるんですね。
てかもはや、雲の上の人なんてこの程度なのか、自分だってこのくらいなれるじゃん(笑)とか調子に乗ってきたりするっていう。
英語も同じで、「クラスの他の皆より出来なくったって、世界にはネイティブっていう全然すごい人がいるんだから、クラスの皆よりもこっちを目指そう」ってきっと思えてくるはずです。
だからこそ、自分の目指すべき、絶対的なロールモデルを持つことが大切になってくるんですね。
6. 案外期待されてしまい、調子に乗って頑張ってしまう
最高峰レベルのプロフェッショナルでも、個別に話すと、ものすごーく普通な人なんですね。で、彼らは自分の落ちこぼれさを知らないので、「研究会に来るぐらいなんだから、優秀なのだろう」と期待してくるわけで。「で、将来は研究者になるの?」とか普通に聞いてくるわけで。
期待されると、応えたくなるのが人間の性なのかもしれませんね、やったらやる気が出てきて。「この人たちの期待に応えるために頑張ったろうじゃないの!」って。
英語も同じで、自分に期待してくれるようなロールモデルを持つと、それに応えたくなると思うんですね。だからこそ、自分のロールモデルと個別に話す。そして、期待してもらう(笑)。
7.「最高峰でもこの程度か、案外行けそう」と思えてくる
なめてるようですが、「最高峰の研究でも、所詮今学んでることの延長線上じゃん!」って思えてくるんですね。そうすると、なんか「あれ、自分でもなれるかも(笑)」とか思えてきたりして。
でもそう考えると、「いくらやっても、あんなレベルまで行けるわけじゃないし。」ってやる気がなかったのが、「ちょっと頑張れば東大教授レベル行けるんじゃね!?」とか、やる気がわいてくるんですね。
8. ロールモデルのなり方を分析出来る
自分の理想像と直接話すと、その人はどのような人生を歩んできてそうなったのか理解出来るんですね。
たとえば東大教授だって、一筋縄でなったわけじゃなくて、山あり谷ありな人生で、遠回りしまくって、寄り道したり、挫折したりした結果、今に至ったわけで。
私は別に東大教授になりたいわけではないですが、そういうこと聞くと、「ああ、人生って長いんだな」とか、「地道に頑張れば、どこかたどり着けるんだな」って思えてくるんですね。こうやって、ロールモデルのなり方を聞けるのは、ものすごく参考になります。
英語でも、日本人のバイリンガルと話して、どうやってそうなったのかとか、どうしたらその人みたいになれるのか、ちゃんと話して学ぶのは、とても有意義なことだと思います。
英語のブログなのに、英語関連ではなくてすいません(笑)
でも、英語も同じことです。
自分のロールモデルとなるような人(日本人バイリンガル)と実際に話してみる。
ネイティブやバイリンガルと、英語を実践的に使ってみる。
これだけで、大分英語に対するモチベーションは上がるはずです。
ちなみにESLクラブでは、講師は全員お子様のロールモデルとなるような、日本人バイリンガルです。
ロールモデルと個別に話して、実践的に英語を使う環境に置くことで、「自分でもバイリンガルになれそう」「先生のために頑張ろう」「自分、先生たちの言ってること、どんどん分かるようになってるなぁ」と感じれるような教室を目指しています。
英語じゃなくても、これはどの勉強に関しても言えることです。
憧れの場所に飛び込んで、自分のロールモデルと話してみてください。
それでは。